メタマスク/MetaMaskとは?NFT購入にむけた使い方を初心者向けに解説
おはようこんにちはこんばんは!
20年以上サラリーマンで副業や投資をやっているかつかつです。
仮想通貨を取引して、さてNFT買おうと思ったけど今度はMetaMaskって何?
MetaMaskインストールして後で困ったりしないよね?
本当にMetaMask必要なのか?
と思っている方に向けて、簡単にMetaMaskの役割とインストールの方法を解説していこうと思います。
本記事を理解して、安心してMetaMaskのインストールとともに楽しいNFTライフに向けて進んでいきましょう。
すでにイーサリアム(ETH)がお手元にあるという想定でいます。
まだの方は、当サイトおすすめのGMOコインで口座開設方法を開設した記事を参考に口座開設。
そして、GMOコインでイーサリアム(ETH)を買う方法について解説した記事を参考にイーサリアム(ETH)を準備してください。
Contents
MetaMask(メタマスク)とは?
MetaMaskとはイーサリアム系の仮想通貨のウォレットです。きつねがトレードマークです。
MetaMaskに仮想通貨を保有しておくことで、文字どおり財布のように資産を扱えます。
暗号資産(仮想通貨)の界隈で一番メジャーなウォレットです。
以下でその特徴について解説していきます。
暗号資産(仮想通貨)のウォレット
日本円を財布で管理するように、暗号資産(仮想通貨)は専用のウォレットで管理するのが一般的です。
取引所などでも暗号資産(仮想通貨)は管理できますが、MetaMaskのようなウォレットのほうがより安全とされています。
取引所はハッキングを受けやすく、管理していた暗号資産(仮想通貨)の存在が危険にさらされ、保有していた資産がすぐに取り出せなくなったりしてしまいます。
個人管理のウォレットの方が、取引所に比べればハッキングのリスクは抑えられると思います。
また取引所だけでなくウォレットでも暗号資産(仮想通貨)を保有することで、分散して資産を管理できます。
日本円でも銀行口座に預けたり、財布に入れたり、ポケットに小銭を入れたりと1か所で管理することは少ないですよね。
取引所のウォレットより安全?
一般的に個人管理のウォレットであるMetaMaskの方が、安全と言われています。
しかし、実際利用しているとかなり不安になることがあります。
MetaMaskを色々な連携しているサイトに接続している状態は、下図のようなイメージだと思います。
暗号資産(仮想通貨)は透明性が高いので、今のウォレットの中身の状態を見せながら歩いているのと同じです。
さらに、日本人だと格好の餌食です。
いつも財布を狙っているギャング集団とこんにちはな状況、こわっ。
これは個人の主観なので実体はもう少し緩いかも知れませんが、それほど安全とは思えないのが実状です。
TwitterにMetaMaskと入れて投稿するたびに大量のDMが来るといったことも起きています。
もちろん、持ち歩く財布と大事な資産を保管する財布と分けるとか自衛の方法はいくつもあります。
つまりは、常に近くに危険があると思いながら活動するのが大事ってことです。
便利な決済機能
色々な連携サイトで、暗号資産(仮想通貨)を使った決済ができます。
さらに、決済の速度が選べて、「低速」「平均」「高速」の3種から選択可能です。速度を上げるにつれ手数料は割高になります。
人気の作品を購入する時に割高な「高速」を選択する感じです。通常は、「平均」か「低速」で扱います。
また複数のアカウントを管理できるため、家族内の使い分けや、用途別の仮想通貨の管理が可能です。
さらに、作成は誰でも無料です。
初期費用がかからないというのは、非常に大きなメリットでは無いでしょうか。
そのため今すぐ利用する予定がなくても、いざ使いたいと思ったときのために作成だけてもしておくことをおすすめします。
結局なぜMetaMaskが必要なの?
仮想通貨取引所と、仮想通貨ウォレットと、イーサリアムブロックチェーンに連動する金融サービス、ゲーム、NFT等の関係を示したものが下図です。
金融サービス、ゲーム、NFT等を利用、決済するには、仮想通貨ウォレットを通してしかできません。
その中でも、MetaMaskは一番メジャーでほとんどのサービス、ゲーム、NFTに対応しているのでおすすめします。
情報が多く公開されていて困った時にすぐに調べて解決することができます。
時には、サービスのアカウント認証にも使われているため、これらのサービスを利用する際はMetaMaskは必須になります。
MetaMaskのインストール方法
前準備 イーサリアムの準備、購入
本記事を見ている方はすでに購入済みと想定していますが、、、
日本円でイーサリアム(ETH)を購入しておいてください。
国内の仮想通貨取引所であれば、どこでもMetaMaskに送金できるので、お好みの取引所で対応してください。
これからイーサを買うって方は、GMOコインでイーサリアム(ETH)を買う方法について解説した記事が参考になります。
MetaMaskのインストール
今回説明するのは、Google Chromeの拡張機能にMetaMask(メタマスク)を追加する方法です。スマホも良いけど、WEBブラウザをおすすめします。
特に必要なものは無いです。しいて言えば、パスワードと「シークレットリカバリーフレーズ」をメモする紙があると良いでしょう。
他のブラウザでもほとんど同じなので参考にして進めてください。
WebブラウザでMetaMask(メタマスク)を始めるためには、まずMetaMask公式サイトにアクセスして「Download」のボタン(右上か左下の青いボタン)をクリックします。
画面が切り替わったら、Chromeに追加をクリック。
道なりに進みます。
初めての場合は右側のウォレットを作成の方をクリックします。
ログイン時に使用する「パスワード」の設定を行います。よく使用するのでわかりやすいかつ長いものがおすすめです。
注意書きと動画をしっかり確認してから次へ。すぐポチッとしてしまったら、注意書きは下のキャプチャで再確認しましょう。
ウォレットにアクセスするための「シークレットリカバリーフレーズ」12個のワードをしっかり控えておきましょう。
(少し見切れてますが、テストなので、何も入っていないので大丈夫です。)
次へ進んで、今度は前のフレーズを順番通りにクリックしていってパスワードを入力します。
確認が正しければ、下記の画面となって、無事設定完了です。
財布の中身は空っぽですが、中身が確認できます。
Account1の下にあるのが口座アドレスで、右の□を押すとクリップボードにコピーされます。
表示は省略されていますが、中身は42桁の英数字列です。
「シークレットリカバリーフレーズ」は、銀行の届出印に近いイメージで特に大事です。
紛失すると2度とウォレットにアクセスできなくなるだけでなく、他の人に知られると大切な資産を盗まれてしまう危険性があります。
自分の大切な資産を守るためにも、シークレットリカバリーフレーズは必ず大切に保管するようにします。
盗みに来る悪意の方々は、このシークレットリカバリーフレーズをなんとか聞き出そうとしてきます。誰にも教えてはいけないです。
MetaMaskの運営から問い合わせが来ることも絶対にありません。
MetaMaskへのイーサリアムの送金
GMOコインでイーサリアム(ETH)をMetaMaskを送金する場合を例に簡単に示します。
どこの取引所からでも大体同じになります。
自分のMetaMaskの宛先を設定します。
まずは、+新しい宛先を追加するをクリックします。
道なりに、進みます。
登録画面にて、MetaMaskの口座アドレスを入れて、確認画面へ行って、最終確認にチェック入れて登録します。
10分ほど審査の時間を経て審査完了のメールが届きます。マネーロンダリングの抑制防止のため、即登録とはならないので注意です。
審査完了後、とリストに追加されるので、前段+新しい宛先を追加したところで、今度は、該当の宛先をクリックします。
宛先が問題ないかを確認をして、次へをクリック。
送付する額を入れて、目的の欄に、自分の目的に一番近いものを選択。
SMSの認証コードを入力して、最後確認画面へ。
下の欄がオレンジ色の実行というボタンになるので、最後確認して、ボタンを押す!
これでMetaMaskへの送金が完了です。
MetaMaskを利用するメリット
初心者でも簡単
MetaMaskは日本語に対応しているのでスムーズに利用できる上、ユーザインタフェースも申し分なく、直観的に操作可能です。
仮想通貨業界は変化が早く、日々新しいサービスやシステムがローンチされています。
そのほぼすべてがMetaMaskに対応しています。
最大手の強みってやつですね。長く使えると思います。
また、MetaMaskの利用者は多いため、MetaMaskに関する使い方や情報の発信は多いです。
これは初心者にとっては明確なメリットで、わからないことをすぐに調べられるのはストレスのない利用に繋がります。
MetaMaskはマウスやキーボードで操作するので扱いやすく、初心者でも使いやすいです。
ちなみに、、、スマホでも登録できますが、ブラウザによる取引等の処置をおすすめします。
Openseaとの連携
OpenSeaは世界屈指のNFTマーケットプレイスです。
今後NFT市場は発展が見込まれているため、OpenSeaを日常的に使うようになるかもしれませんね。
MetaMaskを入手しておけば、OpenSea登録時にほぼ自動で連携がはじまります。
すぐに連携できるので、OpenSeaに少しでも興味がある方はMetaMaskを連携しておいて損することはないですね。
OpenSeaの利用に対してMetaMaskとの連携を済ませておけば、スムーズに売買に移行できます。
誰でも無料ですぐに入手可能
MetaMaskはウェブウォレットと呼ばれるタイプのウォレットです。
ウェブウォレットであるMetaMaskには実体がないため、購入する必要はなく、登録も無料です。
初期費用がかからないので、浮いたお金で仮想通貨を購入したりと、本来の目的にお金を使えるのは明確なメリットです。
またMetaMaskでは入手次第すぐにイーサリアムを管理でき、面倒な初期設定や、他のアプリケーションでの設定はありません。パソコンとネット環境さえあればいつでも使えます。
なお、ウォレットタイプの話になりますが、Ledger Nano S Plusなどのハードウォレットは物理的にパソコン等に接続し使用するもので、セキュリティが高いのが特徴です。
資産が増えてきたら検討、調査すると良いでしょう。
MetaMaskのデメリット
対応ブラウザが少ないと一昔前までは言われていましたが、Microsoft Edgeへの対応が済み、PCのブラウザについてのデメリットは解消されたと思います。
ハッキングのリスクがゼロではない
MetaMaskは常にインターネットと接続しているホットウォレットに分類されており、セキュリティ面に心配があります。
特に近年、MetaMaskから仮想通貨やNFTがハッキングされて盗まれる事件が多発しています。
結構、経験者熟練者であっても盗まれたとTwitterにて報告されたりします。使用する際は十分に気をつける必要がありますね。
長期保有する仮想通貨や高価なNFTを保管する場合は、MetaMask(メタマスク)ではなくやはりLedger Nano S Plusなどのハードウォレットを使用することを検討しましょう。
ビットコインの保有・送金はできない
MetaMaskは、イーサリアム系以外の仮想通貨との互換性がありません。
初心者の方はなんのこっちゃと思われるかと思います。
その場合は、見出しにあるとおり、MetaMaskはビットコインは対応していないと思っておいてください。
NFTを扱う場合はビットコインはあまり使用しませんので、影響はほとんど無いです。
イーサリアムには、システムを模倣したMaticやAVAX、BNBなどのEVMという独自システムがあります。
それらの通貨チェーンはMetaMaskで取り扱いができますが、ビットコインやその他仮想通貨の互換性はなく、MetaMaskで取り扱えないので注意しましょう。
あくまでMetaMaskはイーサリアムとイーサリアムブロックチェーン上で発行された資産のみをサポートしているため、通貨によっては別のウォレットが必要になることがあります。
最初のうちは別のウォレットが必要になることはありません。
私もまだ必要になったことはないです。
MetaMaskの復元方法
PCの更新や追加した場合にも実施する必要があるので、以外と出番があります。
少し蛇足ですが、何かの時にと思い記載しておきます。
私の場合、PCのパワー不足に悩まされて、新しく購入しました。そのときの備忘録的に。
STEP1:「シークレットリカバリーフレーズ」を用意する
MetaMaskのインストールした際に発行された、絶対に他人に教えたらダメな12個の言葉の組み合わせを準備します。
紙で手書きした場合は、その紙を手元に準備します。
STEP2:MetaMaskをインストール、再セットアップ
途中までは新規のインストールと一緒です。
WebブラウザでMetaMask(メタマスク)を始めるためには、まずMetaMask公式サイトにアクセスして「Download」のボタン(右上か左下の青いボタン)をクリックします。
画面が切り替わったら、Chromeに追加をクリック。
道なりに進みます。ここまで新規と同じインストールです。
STEP3:パスワードを入力してアカウントを復元する
ここから左側のウォレットをインポートの方をクリックします。
その後、以前メモしていた12のフレーズを打ち込み、ログインパスワードを設定(これまでと違うものでもOK)、利用規約を確認して、インポートをクリックです。
インポートが問題なければ、新規開設完了した場合と同じように下記の画面が出て完了です。
無事手元にウォレット戻ってきました。よかったよかった。
MetaMaskを上手に使っていこう
MetaMaskを使うと、イーサリアム系の仮想通貨を保有でき、送金や受け取りがスムーズになります。
またブロックチェーン上のサービスに連携させることでイーサリアムを便利に扱えます。
この記事の読んだことで、以下の内容が理解できたと思います。
- イーサリアム系の仮想通貨を扱うならMetaMaskは必須。
- MetaMaskはウォレット最大手で、日本語対応で使い勝手がよい。
- MetaMaskがあればNFTアートやNFTゲームの取引でイーサリアムを利用できる
- MetaMaskのインストール、復元方法はもうバッチリ、でも防犯は怠りなく
安心してMetaMaskをインストールして、楽しいNFTライフに向けて進んでいきましょう。
Twitterで稼ぐもヨシ、NFTゲームを楽しむもヨシです。